風佇庵 風のたより

田舎暮らしを楽しんでます

風の姿

 長女のデェイサービスからの帰りを自宅の駐車場で待っていました。

 木陰に座り眼前の風景を眺めていると風の様々な表情が覗えました。

 手前の休耕田は生えている草の葉が風に柔らかになびいています。

 少し遠くの山を眺めると深緑の木々の間に見える竹が風に押されながら揺らめいています。

 やや近くの西の方向を見ると逆光に木々の葉が太陽光を反射してキラキラ鋭く光を送ってきます。

 時々強く吹く風に木々の間から囁きのような音が聞こえてきます。

 午後の日差しが強くて今年も暑くなるのかなとため息が出ました。

 「風のたより」などとタイトルをつけてしまいましたが、私の表現力ではとてもあの変幻自在の風の姿は言い尽くせません。

 しかしつたなくても、少しでも言葉にして表現しないと後悔が残ります。

 自然から与えられる豊かな恵みは尽きることがありません。

 この豊かな自然の中で生活できるのも限りがあります。

 どのような未来があろうとも悔いなく今を生きたいと思っています。