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明和2年(1765)頃に現在の場所に移転してきたそうです。
その時に山陰地方から水脈の判る職人を招いて水源を確保したそうです。
約10間の横穴を掘り赤ちゃんの頭大の石を詰め込んであるそうです。
昔は水の流れる元の姿が見えていましたが現在は擁壁により見えません。
飲料水、生活水として使われていましたが今は擁壁の工事の時に代替えの打ち抜きの井戸に変わっています。
この湧き水は水温が平均16度位です。冬は暖かく夏は冷たく色々と重宝しています。
毎日この湧水で顔を洗いますが、冬は温泉のように暖かく夏は冷泉のように冷たく、時には夏の農作業で汗をかいた体を冷やすためにツボに両足を漬けてクールダウンします。
ニホンミツバチ達もこの水が好きなようで、周りの苔から水分を取っているようです。
また、愛犬も散歩の帰りなどで水を飲みます。